用語集

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ポリカーボネート樹脂技術研究会事務局

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優良試験所基準 (GLP:Good Laboratory Practice)

化学物質に対する各種安全性試験成績の信頼性を確保するための手段として経済協力開発機構(OECD)において1981年に採択され、化審法では1984年に導入された。GLP制度では、試験施設毎に運営管理、試験設備、試験計画、内部監査体制、信頼性保証体制、試験結果等をチェックし試験成績の信頼性の確保を図るもので、3年毎に確認更新が必要となっている。

溶出・材質試験と基準値

食品衛生法で、食器、器具、包装に使われる材料から食品の代わりに想定した試験薬品(液体)、例えば、水、20%アルコール、4%酢酸などによる抽出や溶出する成分の量や過マンガン酸カリウム消費量などの基準を定めた試験法のことで、物質、使用用途ごとに試験法と量が定められている。
食品衛生法では、材料や製品中に含まれる物質量(材質規格)と材料や製品から溶出する量について試験法と基準となる量が定められている。

有害性評価 (Hazard Assessment)

化学物質が、ヒトや生物に対して与える悪影響(毒性)を評価すること。

用量(Dose)

毒性試験において、試験動物に与える試験物質の体重当り・一日当りの量のこと。試験物質を与える経路や試験動物の種類で影響の度合も変化する。

用量−反応曲線 (Dose Response Curve)

毒性学では、毒性物質の用量が多いほど生体に影響を引き起こす程度が大きくなる傾向がある。この関係を横軸に用量(摂取量)、縦軸に生体影響の度合としてグラフに表わしたもの。