用語集
用語集
慢性毒性(Chronic Toxicity)
長期間(通常6ヶ月以上)の連続又は反復投与(暴露)によって悪影響が発現する毒性のこと。
無影響量(濃度) NOEL : No Observed Effec Level(Concentration)
亜急性・慢性毒性の程度を表す指標。毒性試験において、試験動物に与えた物質によるいかなる影響も認められない最大量(濃度)のこと。
無有害性影響量(濃度) NOAEL : No Observed Adverse Effect Level(Concentration)
亜急性・慢性毒性の程度を表す指標。動物実験などの毒性試験において、与えた試験物質の有害な影響が認められない最大量(濃度)のこと。無毒性量、無有害性作用量(濃度)ともいう。
免疫(Immunity)
生体が非自己(自分以外のもの)である異物(病原体など)を識別して攻撃する防衛機構のこと。病原体に感染して免疫ができると、抵抗力ができ、同じ病気を発症しなかったり発症しても症状が軽くなる。
免疫毒性(Immunotoxicity)
化学物質などが免疫系に悪影響を及ぼすこと。悪影響が直接免疫系にあらわれる直接免疫毒性以外にも、免疫機能の異常(亢進)により免疫系以外に過敏症(アレルギー反応)として悪影響があらわれることもある。