ポリカーボネートとビスフェノールA
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ビスフェノールAについて
- ビスフェノールA(BPA)ってなあに?
- BPAは、固体で白い粉状又は顆粒状の水に溶けにくい化学物質です。
原油からいろいろな化学反応を経てつくられたフェノールとアセトンを原料にして、さらに化学反応をさせることによってつくられます。
- ビスフェノールAはどんなものに使われているの?
- BPAは、ポリカーボネート(PC)やポリアリレートなどのプラスチックの原料に使われるほか、塗料、インク、接着剤などに使われるエポキシ樹脂の原料としても使われます。 その他の使い方として、ポリ塩化ビニルや感熱紙などが光や酸素で劣化するのを防止するための添加剤としても使われています。
- ビスフェノールAは体内に蓄積するの?
- 現在までの実験の結果、BPAは体の中に取り込まれた後、大部分はふんや尿と一緒にすみやかに身体の外にだされます。また残りの量も、徐々に排出され、身体の中に蓄積しないことが確認されています。
様々な研究がおこなわれる中で、BPAが人の血液や尿から見つかったと報告される事が有ります。BPAは短時間で人体から排出される事が分かっています。検出される量はサンプルの採取方法や測定方法に大きく影響されます。BPAがどこから体内に取り込まれたか、人体に対する影響がどのように出るのかなどについては不明な点が多く、さらに研究が続けられています。
<ビスフェノールAに関する情報の公開先>