ポリカーボネートとビスフェノールA

  1. HOME
  2. ポリカーボネートとビスフェノールA
  3. ビスフェノールAについて
  4. ビスフェノールAとは
 

ポリカーボネート樹脂技術研究会事務局

〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町3-5-2
アロマビル8F
TEL:03-5652-4607
FAX:03-5652-4608

フォームからのお問い合わせ

 ビスフェノールA

ビスフェノールAについて

ビスフェノールAとは

ビスフェノールAは、1891年にDianinによって初めて知られ、1905年にドイツのZinkeにより、アセトンとフェノールから初めて合成されました。
1923年にドイツで樹脂のコーティング用途のために生産が開始され、1945年頃エポキシ樹脂、1950年代にはポリカーボネート樹脂が開発され、それに伴いビスフェノールAの大量生産が始まりました。
2004年、世界中で約320万トン/年、国内では約59万トン/年のビスフェノールAが生産されています。

物理的、化学的性質

沸 点 250〜252℃(1.7kPa)
融 点 52〜155℃
比 重 1.2
蒸気圧 5×10-6 Pa (20℃)
87 Pa(190℃)
引火点 d207℃(開放式)
発火点 600℃
溶解性 水に難溶 120mg/L(25℃)
アルコール、エーテル、アセトンなどの有機溶媒に可溶
外 観 白色固体

【出典】

製造法

ビスフェノールAは、酸性触媒の存在下でフェノールとアセトンとの縮合反応により製造されます。

製造法